どうも、超インドア派&子育て中のくせに2台のジムニー購入を決めたジムニー夫婦です。
ジムニーを購入する際に、まず一番最初に決めなければいけないのがグレードです。
ジムニーJB64のグレードは上から「XC」→「XL」→「XG」の順で3種類のグレードが用意されています。
基本的には最上位グレードのXCが一番満足度が高くなるとは思いますが、装備や見た目の好みによってはXLやXGの方が適している場合もあります。
使わない機能にお金をかけるくらいならその分をカスタムで使いたいという人もいるでしょう。
グレードの違いに関してはパンフレットを見れば分かることではありますが、複数ページあるパンフレットの中からグレードの違いを比較するのはなかなか骨が折れます。
そこで、「XC」「XL」「XG」の違う部分だけをまとめたリストを作成しましたので、ジムニーの購入検討の際に活用していただければと思います。
ちなみに、ジムニーJB64の4型についての情報になります。
ジムニーJB64 グレード比較リスト
それぞれの装備に関しての私の主観
それでは、グレードによって違うそれぞれの装備についての私の主観を載せておきます。
完全に私の個人的な主観ですので、参考程度に見ていただければと思います。
ちなみに我が家はクロカンを走行する予定はなく、完全に街乗りオンリー予定での考え方になりますので、あしからず。
シートベルト未装着時の警告灯とリマインダーは子供を乗せることが多いファミリー層にはありがたい機能です。
ただ、この手の機能って座席に思い荷物を乗せているだけでも反応することがるのでこの機能はジャマだと思っている人も多いようです。
XGを選択する人は趣味車として重い荷物を乗せて遊びに行くことが多いと思うので、このシートベルト警告灯およびリマインダーの未搭載はむしろありがたい設定でしょう。
基本的にはLEDの方が明るいので多くの人にはLEDの方が使いやすいと思います。
しかし、ハロゲンは発熱量が多いため雪を溶かしてくれるというメリットがありますので雪国で生活する場合はハロゲンの方が都合が良いという考え方もあります。
個人的には割と「どちらでもいいかな」というポイントでしてヘッドライトの種類がグレード選択の決め手にはならないかなとは思います。
ちなみに、電球がLEDかハロゲンかが違うだけでなくデザインも若干違うんですよね。
XCの方はモダンなデザインなのに対してXLとXGの方はレトロなデザインになっています。
個人的にはレトロなデザインの方が好きですが、XCの全体的なデザインを考えるとモダンなデザインのライトの方がマッチするとも思います。
ヘッドライトの照射の高さ設定はXCのみオートになります。
オートの方が便利ですが、まぁ、これもグレード選択の決め手になる程のことではないですね。
この装備に関してはジムニーをどのように乗るかによって重要度は変わってきますね。
クロカン走行などジムニー本来の楽しみ方をしたい人にはうれしい装備ですよね。
逆を言えば街乗りオンリー派には別に必要ない装備とも言えます。
ただ、雪国で生活する場合はハロゲンよりも発熱量の小さいLEDだとライト表面にくっついた雪が溶けにくいので、ヘッドランプウォッシャーがあると便利ですね。
我が家は完全に街乗りオンリー予定なので、ヘッドランプウォッシャーは割とどっちでもいいかなぁって感じですね。
個人的にはグレード選択の決め手になる程のことはないと思いますが、アウトドア派の人にとっては割と重要な装備になるのかな?
フォグランプは実際に使うかといわれるとそんなに使う機会は少ないのかもしれませんが、単純に見た目がかっこいいですよね。
ちなみに、XCもXLもフォグランプはLEDではなくハロゲンになります。
一般的にはフルオートエアコンの方が使いやすいと思いますが、個人的にはマニュアルエアコンの方が好きだったりします。
見た目的にもマニュアルエアコンの方がレトロな感じがして私は好みです。
まぁ、私はレトロだと感じますが、見る人によってはただ単にショボいだけとも感じられるかもしれませんね。
この装備は人によって重要度が大きく変わってきますね。
クルーズコントロールシステムは高速道路や自動車専用道路を走行中に設定した速度(45km/h~100km/h)を自動的に維持する機能です。
高速道路などでアクセルを踏み続ける必要が無くなり長時間ドライブの疲労軽減と、ハンドル操作に集中できるので安全運転にもつながります。
我が家はあまり高速道路に乗るほどの長距離ドライブはしないので、重要視はしていませんが、高速道路を頻繁に走行する人にとってはありがたい機能ですね。
XCとXLはキーレスプッシュスタート対応です。
エンジンをかける時もボタンを押すだけのいわゆるスマートキーになります。
我が家は装備の中でスマートキーは絶対条件だったので、この時点でXGの選択肢は無くなりました。
XGに関しては昔ながらのキーレスの仕様になります。
エンジンをかける時は従来通り鍵を鍵穴に挿して回します。
これはこれで、こっちの方が武骨で好きだという人もいるでしょう。
下記 画像出典 スズキ公式サイトより
両サイドのドアとバックドアのハンドルの仕様ですが、
XCとXLのドアハンドルはボディカラーと同色になります。
XGはボディカラーに関わらずドアハンドルは黒色になります。
これに関しては好みの問題ですね。
むしろXGのドアハンドルのみ黒色の方がワンポイントのアクセントになって好みという人もいるのではないでしょうか?
私的にはボディカラーと同色の方がシンプルで好きですね。
XCとXLは運転席&助手席のシートヒーターが付いています。
シートヒーターのスイッチはサイドブレーキの隣に付いています。
寒い地域で生活する人にはありがたいですよね。
座席に関して、ファブリック(布製)シートはXCとXLは撥水仕様になっています。
雪国や雨の多い地域で生活する人にはうれしい仕様ですね。
本革巻きのハンドルの方が高級感があってカッコイイというのが一般的な感覚だと思いますが、ウレタンの方がシンプルで好きだ、という人もいるでしょう。
これは完全に好みの問題ですね。
個人的にはジムニーの内装はウレタンハンドルにマニュアルエアコンぐらいの方が武骨で好きだったりはします。
まぁ、グレード選択の決め手になる程のことではないですけどね。
ハンドルについているスイッチでオーディオの選局や音量調整ができる機能です。
個人的にはこれはグレードを選択するための重要な装備だと思います。
クルーズコントロールシステムの「長距離ドライブをよくする人にとって便利」という物とは違い、ステアリングオーディオスイッチは全ての人が快適になる装備ですからね。
この機能が欲しいからXCを選んだという人は結構多いのではないでしょうか?
座席の上側についている日除けのバイザーの鏡(バニティミラー)は運転席側はXCとXLについていて、助手席側はXCのみです。
まぁ、「付いていれば気が利いているね!」くらいの程度のものでグレード選択の決め手になる程のことではないですね。
XCのみ、エアコンの送風口、サイドドアハンドル、サイドブレーキのボタン部分にメッキ装飾が追加されています。
シフトノブのメッキ装飾はXCとXLに施されています。
これに関しては完全に好みの問題になりますが、私としてはこのメッキ装飾はむしろいらないとすら思います。
なくていいから千円でも二千円でも安くしてほしいというのが正直な所ですね。
ジムニーにこんな安易なメッキ装飾を追加する必要性をあんまり感じないんですよね。(年のせいか?)
やりたい人は後でいくらでもやると思うので私としてはスタートの段階はシンプルな内装がいいなぁ。
ドアミラーにLEDランプがついていて、ウインカーの点灯が第三者から視認しやすくなるので安全性の向上が見込めます。
見た目的にもスタイリッシュで高級感も出ますよね。
見た目の印象は結構変わりますので、グレード選択の決め手になり得る装備だと思います。
ドアミラー(サイドミラー)のくもり除去や付着した雪を溶かすのに有効な機能です。
ちなみに、ヒーテッドドアミラーの使用方法ですが、
リヤデフォッガー(後ろ側のガラスのくもり除去の機能)のスイッチと連動していて、リヤデフォッガーをONにすればヒーテッドドアミラーもONになる仕様です。
ヒーテッドドアミラー単体でのON/OFFはできません。
XCとXLは電動、XGは手動になります。
エンジンを切るとドアミラーが自動で閉じますし、エンジンをかけると自動で開きます。
林道などを攻めるジムニーガチ勢はむしろ手動の方が良いのかもしれないですね。(電動だとぶつかると故障する可能性があるので)
XCとXLのドアミラーはブラック塗装してあり、つやのある黒色なのに対して、
XGのドアミラーは樹脂素材そのままの黒色になります。
まぁ、XGに関してはむしろ、つや無しの樹脂素材のままの黒色の方が武骨な雰囲気が出て良いかもしれませんね。
XCとXLはリヤにもルームランプが付きます。
夜にラゲッジスペースから荷物を降ろす時などは助かりますね。
キャンプとかをする人はコレはあった方が良いかもしれませんね。
後部座席は、XCとXLは左右独立型で、XGは左右一体型になります。
個人的にはファミリー層にはXGの左右一体型はちょっと都合が悪いとは思います。
左右独立のリアシートであれば後席に子供を1人乗せていても片方のリアシートを倒して大きめの荷物を積めますからね。
この仕様も我が家がXGを選択肢から外した要因のひとつです。
まぁ、そもそもジムニーはファミリー層向けの車ではないので「ファミリー層にとってどうこう」という議論は野暮なんですけどね。
それでも、XCとXLであればリアシートを片方だけ倒すということができるので、子供が1人の3人家族であればそれなりに使えると思います。
3人家族の我が家の場合は後部座席に2人座ることは無いので片方のシートは常に倒しっぱなしにして完全に荷物置き場として考えています。
XGの場合はこういう使い方ができないのでファミリー層には実際かなり使いづらいと思います。
4人家族以上になってくるとさすがにXCやXLでも正直ちょっと厳しいですけどね。
XGにはリアシートのヘッドレストは付きません。
XGは本当に「あると便利程度の物」を全て省いたという感じですね。
XCとXLのラゲッジフロア(リアシートの後ろの荷物置きスペース)は樹脂化した防汚タイプになっています。
防汚タイプになっているとは言えども、汚したくないので別売りのカバーを付けたいですけどね。
XCとXLのみ、ラゲッジルームに開閉式の収納ボックスが付いています。
ラゲッジボックスのサイズに関しては下記の記事にて解説しております。
このラゲッジボックス、ちょっとした工具などを積んでおくのに便利です。
地味にあると嬉しい仕様ですよね。
それすらも省いたXGはまさに漢(おとこ)ですね。
いや、アウトドア派の漢(おとこ)こそこういうラゲッジボックスとか欲しいんじゃない?(笑)
ちなみに、XGに後付けできる社外品のラゲッジボックスも販売されています。↓
ホイールはXCがアルミで、XLとXGがスチール(いわゆる鉄チン)になります。
見た目に関しては人によって好みがあるとは思いますが、一般的にはアルミの方がスタイリッシュなので人気ですよね。
でもジムニーに関してはむしろ鉄チンでもかっこいいです。
個人的には「鉄チンホイールでもかっこいい」というのはジムニーの魅力の一つだと思ってます。
機能面で言えば、アルミはスチールよりも軽いので燃費やブレーキ性能の向上などの乗り心地の面でメリットがると言われています。(気にするほどではないと思いますがね。)
パンフレットの主要諸元のページを見ていて気付いたんですが、XGのみ室内寸法の長さが25mmだけ短いようです。
なんか、むしろ、XGの方が装備が少ないから長くななりそうな感じもしますけどね。
まぁ、そもそも25mm程度であれば気にするほどのことでもありませんけどね。
ちなみに、室内寸法の長さ以外の部分は全グレード全て同じスペックになっています。
紫外線を抑えるUVカット機能付きガラスはXCとXLは全面、XGはフロントのみになっています。
その代わりに直射日光を和らげる熱線吸収グリーンガラスはXGは全面の仕様になっています。
XGのみスモークガラスはありません。
XGで林道などをガンガン走りたいという人にとってはもしかするとノンスモークの方が見晴らしが良くて好都合なのかもしれませんね。
街乗り派の人にとってはやっぱりスモークガラスはできれば欲しい装備ですね
ブラックトップ2トーンカラーは1種類になります。
ブラックトップ2トーンカラーはXCのみ選択可能です。
ですので、ブラックトップ2トーンカラーを希望の場合はその時点でXC一択になります。
ちなみに、ブラックトップ2トーンカラーは受注生産になっていまして、追加料金77,000円(税込)が必要になります。
こちらのカラーはジムニーシエラJB74には設定がありませんし、追加料金が77,000円(税込)と割高なことからあまり注文する人がいないと思いますので、人と被る確率がかなり低い希少性のあるカラーです。
ブラック2トーンルーフカラーは3種類あります。
ブラック2トーンルーフカラーもXCのみ選択可能です。
ブラック2トーンルーフカラーを希望の場合もその時点でXC一択になります。
ブラック2トーンルーフカラーはオプション扱いになりますので、49,500円(税込)の追加料金が必要になります。
グレードの違いで意外と盲点なのがこのホワイトのカラーの部分です。
ホワイトのカラーを選択する場合、
XCだと追加塗装が施されて高級感のある「ピュアホワイトパール」になります。
XLとXGだと普通の「ホワイト」になります。
同じ白色でも、XCのピュアホワイトパールは光沢感のある白色で、XLとXGのホワイトは光沢感の無いソリッド(原色のみ)な白色になります。
この2種類のホワイトに関しては高級感があるからピュアホワイトパールの方が良いというわけではなくて、やはり好みの問題になると思います。
XCのピュアホワイトパールはもちろんかっこいいと思いますが、XLとXGのホワイトのソリッドな白色も武骨な見た目のジムニーにはピッタリです。
希望のボディカラーによってある程度の選択すべきグレードが決まってきます。
グレード別に選択できるボディカラーのリストを下記の記事にて公開していますので、ジムニー購入検討の第一段階としてはまずはボディカラーをある程度決めてしまうことをオススメします。
それぞれのグレードの価格差は上記の通りで、最大で248,600円の価格差があります。
まとめ
個人的な感覚としては最上位グレードのXCであれば一番快適なのは間違いありませんが、中間グレードのXLでもじゅうぶん多くの人が満足のいく程度の装備が実装されていると思います。
XGに関しては無駄な装備(あると便利程度の物)を全て省いたような仕様になっていて、ガンガン林道に遊びに行くという感じの人や、購入後に自分の好きなようにカスタムをしていきたいのでとりあえずシンプルなジムニーが欲しいというような人にオススメですね。
ちなみに、我が家がグレードをXLを選んだ理由は下記の記事にて説明しています。↓
シエラJB74と違ってJB64はグレードが3種類もあるからまとめるのは結構疲れたよ…
頑張ったね!お疲れ様!
自分で書くことでジムニーに詳しくなったんじゃない?
そうだね。理解が深まったよ。
シエラJB74の方のグレードの比較に関しては下記の記事をご覧くださいませ。↓
最後までお読みいただきまして誠にありがとうございました。
では、また。
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